新人教師と教育実習生の参考書

新人教師や教育実習生向けに、すぐに役立つ、お得な記事を紹介しています。

    新人教師や教育実習生向けに、Q&A形式で分かりやすく紹介したブログです。 勤務の仕方や心構え、そして学級づくり、授業研究のポイント、授業参観用の掲示物、さらには保護者対応のポイント、働き方の工夫に至るまでお役立ち満載のブログです。

    子どもたちの楽しみな給食の時間がやってきました。すると、ある男の子がスープの中に異物が入っていることに気が付きました。教室は大騒ぎ・・・

    どのように対応したらよいでしょうか?

    最近では、経費削減から自校給食から給食センター形式に変更になり、一度に何万食の給食を作って、配送していることも珍しくありません。

    ですから、多量の給食を多くの人の手でしかも遠方まで搬送することにより思いがけないことが起こります。

    まずは、子どもを全員、席に着かせます、そして、教師であるあなたが自分の目で異物がどこにどのように入っていたかを確認します。

    その上で、入っていた食材を容器のまま回収します。
    この段階で異物の入っていた食材の給食を一旦全員止めます。(その子の分だけ止めるという方法もありますが、異物が他の子どもの食材にも入っている可能性があります。あなたの判断で他の子には食べさせるという判断は避けましょう。)


    一旦、子どもたちが落ち着いたところで、職員室に異物混入の連絡をして、指示を待ちます。子供たちには、しばらく異物の入った食材の給食を食べることを待つことを説明し、給食を食べます。
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    夏休み明け、冬休み明け、子どもたちが登校してきます。あなたがまずやることは宿題の提出でしょうか?

    大人も長期の休み明けは、憂鬱になります。宿題をやり忘れた子、やりきれなかった子にとっては、さらに暗い気持ちになっているはずです。

    そこで、まずは事故なく、怪我なく、病気なく、元気に登校してこれたことをほめましょう。全国には、不幸にも命を落としたり、大けがを負う子のいるはずです。

    その上で、宿題を確認します。忘れた子ややりきれなかった子には、個別に事情を聞きます。叱っても問い詰めての状況は変化しません。(ましては、初日からその子を叱っても、教室の雰囲気は悪くなり、子ども同士の力関係を作り上げてしまいかねません。)

    そして、一週間以内でやりきれなかった、やり忘れた宿題を、いつまでに何をやりきるかを子どもとあなたで決めましょう。(すべてをやりきることを目標にするのではなく、その子に合った内容と期限を決めます。)


    大切なことは、あなたが主導でやらせるのではなく、子どもが自分で目標を立てて、スモールステップでやりきることです。

    あとは、次の日から一緒に確認し、頑張りを価値づけていきます。休業明けにできなかったことをしっかり、つなげていきます。
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    あけましておめでとうございます。令和2年、2020年の幕開けです。

    本年最初のブログは、「子どもが友達の手にマジックで落書きをしてしまった・・」の最終対応です。

    この時、大切なのは冷静に手順を間違わないように対応することです。具体的には、以下の通りです。

    いよいよ最後にマジックで書かれた文字を消す作業に入ります。この時、除光液やエタノール、またブラシなどを安易に使うことは避けましょう。

    子どもの皮膚は、大人が思っている以上に繊細です。また、アトピーの子どもも少なくありません。マジックを取る対応を取ったことで、腫れが起きたり、あざになったりと新たなトラブルが発生してしまうことがあります。

    まずは石鹸で洗い、水で流す作業を行いましょう。それでも、取れない時には皮膚科での受診をお勧めします。
    たかがマジックと侮るなかれ。子どもの皮膚は繊細です。まずは冷静に・・・・

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    さて、次は手に書かれたマジックの落書きを消さなくてはいけません。

    その前に、一つ大切なことは、手に書かれた落書きを写真で撮っておくことが大切です。

    この後、落書きを書いてしまった子の保護者に状況を説明する際に、役に立ちます。慌てて消すことだけに集中しないように気を付けましょう。
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    Q 休み時間、子どもが友達の手にマジックでいたずら書きをしてしまいました。どのように対応  
      したらよいでしょうか?


    A 休み時間の子ども同士のトラブルですが、ここは慎重に対応しましょう。

    まずは、マジックで書かれた場所と状況を確認します。そして、該当者を別室に呼んで、書いた子から話を聞き、次に書かれた子に話を聞きます。この際、ふざけてしまった、自分もやられたことがあったから等の、話ではなく、今のこのことについての事実確認に限ります。(過去のこと、自分も・・等の話となると、話がすり替わってしまうからです。)

    その上で、書いてしまった子どもには「書かれてしまった子に何か言うことはありませんか?」と問いかけ、謝罪をさせます。そして、書かれた子にも「謝罪の言葉を聞いてどうかな?」と問い返し、「次からは気を付けてね」というお互いの和解の場を持ちます。最後に「今回のことで何かまだ伝えたいこと言いたいことはありますか?」と、仲直りをさせます。

     
    このように、学校では思いがけないことが思いがけない場所で起こります。トラブルがあった時、命に関わる内容でない場合には、まずは加害者から話を聞き、次に被害者から話を聞いて事実を確認していきましょう。
     そして、学校で相互に事実確認をして、和解をした状態で帰宅させることが重要です。
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    Q 年間、数回行われる授業参観日。あなたは、子どもたちが授業で活躍できるよう教材を工夫したり、掲示物にコメントを入れるなど、様々な準備をしてきました。
    さて、授業が始まりました。しかし、保護者は廊下で立ち話。教室に入ろうとせず、声も大きく授業の邪魔になります。
    どのように対応したらよいでしょうか。


    A 保護者にとって、授業参観は久しぶりに会う友達との会話を楽しむ場でもあります。2人集まれば、井戸端会議が始まります。

    しかし、今日は授業参観。子どもたちの普段の学校生活や授業の様子を保護者の目で見ていただく場です。
    そこで、保護者に教室に入って授業を見てくなるような工夫を考えました。

    ①授業参観の出欠席表や資料は、廊下から教室に中に移動しましょう。
    →一度は教室に入り、記入と資料を受理しなくてはいけません。
    ②子どもたちの座席を前にしかも教室の奥の方に移動して、保護者の入る空間を確保しましょう。
    →保護者の心理の中に教室に入室しにくい、退室しにくいという心理があります。空間を広く取り、開放的な雰囲気を作ります。
    ③授業の始まりのあいさつに「今日は授業参観日です。お父さんお母さん、どうぞ教室に入って、授業を御覧ください。それでは、授業を始めます。」をいう号令をかけましょう。
    →子どもが入室を促せば、入室しない保護者はいません。授業の始まる前が大切です。

    最後に、あなたは「お忙しい中、授業を御覧いただきありがとうございました。」とお礼を忘れずに。
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    Q 今日の給食のメニューは、たまごスープです。すると誤ってたまごスープを服にこぼしてしまいました。たまごスープは、かなり熱く、服にこぼした女の子は「熱い熱い」と泣いています。
    どのように対応したらよいでしょうか?

    A 給食のスープは、子どもたちにあたたかい食事をとらせてあげたいという願いから、温かい状態で教室に運ばれています。特に、スープやお味噌汁は、かなり高温の状態であることが多いです。
    教師は、ついこぼした行為に着目してしまいがちですが、やけどが心配される場合には、まずは患部を冷やす対応を優先しましょう。


    その際、安易に服を脱がしてはいけません。やけどの状態によっては、皮膚と服が癒着することがあるので、場合によっては水をかける勇気も必要です。

    やけどは初期対応が遅れるとあざに発展してしまいます。迅速にかつ正確な対応が必要です。
    また、このような状況は給食時のやかんのお茶でも起きます。



    どの子にも「これができた。」「あれもできるようになった」
    こんな気持ちになったと感じて欲しくない教師はいないはずです。

    夏休みを前に、子どもが便りといいつつ、それが実現できなく苦慮しているあなた。特に新人教師のあなたは子どもに迫れば迫るほど子どもは離れていきます。

    そこで、
    ①宿題の提出には??で。
    気持ちは分かります。しかしここまで宿題を提出できなかったからには特別な事情があるはずです。それを我慢しましょう。家庭的なこと、能力的なこと、と一度立ち止まってみましょう。
    できたのにやらない・・と安易に決めつけないことが大切です。

    ②一年後をイメージしましょう。
    保護者も年々歳を重ねます。当然、子どもも年々歳を重ねます。この事実を「タイミングよく伝えること」が重要です。
    気持ちの休息が「キーワード」です。
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    「最近、学校で子どもが嫌がらせを受けているようだ。」という連絡帳に書かれていました。どのように対応したらよいでしょうか?

    つい、「これくらいは・・」「そんなことはない・・」「やることがあるから後からにしよう」と考えてしまいがちです。しかし、いじめに関係する事案です。早急に最優先に次のように対応しましょう。

    ①連絡帳の文章を3回読み直しましょう。
    3回読むことにより、気持ちが高ぶっているあなた自身が落ち着いてきます。そして、保護者の訴えを冷静に受け止めることができます。

    ②20分休みまでに本人の聞きます。
    学級担任であるあなたが話を聞きます。本人とあなたの信頼関係が鍵です。子どもが納得して安心して帰宅することが重要です。「子どもが便り」→「子どもが頼り」です。

    ③昼休みをめどに保護者にお礼と事実確認を伝えましょう。
    勇気と学校からの連絡を待って保護者は連絡帳に書いたはずです。お仕事をされている保護者は、学校からの着信履歴がないか何度も確認していることでしょう。昼食時間には保護者に連絡がつきやすいゴールデンタイムです。この時間を最大限に利用して保護者と話をします。お昼の時間を逃すと、次は夕方になってしまいます。すると、保護者の血圧も急上昇。まとまる話もこじれてしまいます。

    あなたが朝一でやることは、宿題の点検ではありません。連絡帳の確認です。
    「連絡帳」を「連絡蝶」のように、あなたと保護者を「蝶」のようにひらひらと結ぶ利用しましょう。これが、いわゆる「早期対応」の具体です。
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    水泳の授業、子どもからプールの水が耳に入り、音が聞こえにくいと訴えてきました。どのように対応したらよいでしょうか?

    耳の穴の一番奥の部分は、角度が急になっていて、奥に窪(くぼ)みがあります。その窪みにはまった少量の水が、表面張力で耳の内部にくっついてしまい、頭を傾けても出てこなくなってしまうのです。

    基本的には放っておいて大丈夫です。人間の体温は37度前後あるので、一晩もすれば水は自然と蒸発します。

    そのままにしていてもよいですが、耳から水を出す方法がいくつかあるので紹介します。

    ①水が入った方の耳を下にして、左右どちらかの足だけでトントン跳ねる

    ②耳を下にして、寝返りするようにゴロゴロする

    ③横になって、口を開けたり閉じたりする(口を開けたり閉じたりすることで外耳道の形が少し変わり、水が抜けやすくなる可能性がある)

    ④少量の水を、耳に入れて水を抜く方法がありますが、その際はきれいな水で行いましょう。
    少量の水を耳に入れると、耳の奥の窪みにはまっていた水と合わさり、耳の奥の窪みより大きな塊になります。大きな塊になった水は、窪みにはまらずに頭を傾けるとスムーズに出てきてくれるのです。)

    最後に、水泳の授業でお子様の耳に水が入って応急手当をしたことを保護者にお便り帳等で伝えておきましょう。怪我事故に過敏な保護者がいます。二次的なトラブルを気配りで防ぎます。
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